音楽教室を決めるのも教室のリサーチや体験レッスンの予約となかなか大変ですよね。
「体験レッスンの予約を入れたけど、実際に何をするの?」
「体験レッスンは何を見たほうがいい?」という疑問に
この記事では
- 体験レッスンで重点的にみるべきポイント7点
を、体験レッスン前、体験レッスン中、体験レッスン後のシーンにわけて紹介しています。
体験レッスンに予約してもうすぐ行く予定の方や体験レッスンに緊張や不安がある方は必見です。
最後まで読めばきっと体験レッスンに行ってみたくなります。
体験レッスンに行く前のチェックポイント3点
まず、体験レッスンに行く前に確認しておくことは
- 習う目的をはっきりさせておく
- ホームページやSNSがあればもう一度確認しておく
- 打ち合わせやレッスン前に聞くことを用意する
の3点です。
習う目的をはっきりさせておく
なぜ習う目的をはっきりさせなければいけないのでしょう?
目的をはっきりさせておかないと、先生の方針と合うか判断できないからです。
趣味で楽しみたい、楽器を演奏してみたい、小中学校の合唱の伴奏がしたい、音大へ行きたい、幼稚園や保育園の先生になりたいなど習う理由はさまざまです。
目的に合ったレッスンをしてもらえるのか見極めるチャンスですから、習う側も方針をはっきりさせておくことをおすすめします。
ホームページやSNSがあるならもう一度確認しておく
ホームページやSNSなどを持っている音楽教室も増えてきています。
体験レッスンに行く前にぜひもう一度確認しておくことをおすすめします。
先生のプロフィールがのっていたり、通っている生徒さんの練習風景の動画をのせている教室もあるからです。
雰囲気をつかんでおくことで心の準備もできますし「よくある質問」などのページに問い合わせたい内容が載っていることもあります。
打ち合わせやレッスン前に聞くことを用意する
体験レッスンの時間が足りなくなったらどうしよう?
体験レッスンの時間は思っているよりも短いので、事前にメールや電話で確認できることは問い合わせておくだけで時短になります。
事前に聞けない場合は、体験レッスン前に手短に聞くようにしましょう。
例えば
- どんな楽器を用意したらよいか?いつまでに用意したらよいか?
- どんなレッスンか?
- 一日の自宅での練習量
- 発表会の間隔
などです。
事前準備ができたところで、体験レッスンへ行きましょう。
次は、体験レッスン中に見ておきたいポイントを説明します。
いざ!体験レッスンへ。レッスン中に見ておきたいポイント5点
さあ、約束の日!体験レッスンは子どもも大人も先生もきっと緊張しています。
体験レッスンは通常レッスンと違ってお互いに様子をみる日でもあるので、
緊張している中でも
- 先生との相性
- 楽器との相性
- 授業のスタンス
- 自宅練習でのフォローは?
- 設備
の5点が体験レッスン中に見るべきポイントです。
先生との相性と印象
第一印象も大切です。
例えば、上手で有名な先生でもあまりにもボロボロの服で現れたらどうでしょう?
ちゃんと教えてもらえるかな?と不安になりますよね。
印象も大切ですが習う上で一番大切なのは先生との相性なのです。
習うことになれば、数ヶ月から年単位で一緒に過ごすことになるのでよくチェックしましょう。
体験レッスンでは保護者も見学できますが、通常レッスンは見学できない場合があるため、体験レッスンでしっかり見極めることが大切です。
合わせて、通常レッスン時は保護者の見学はできるか?も確認しておくとよいですね。
子どもの性格と反応
ちゃんと弾けるかな?はじめての場所になじみにくい、恥ずかしがり屋さん、活発でちゃんと座っていられる?など心配なことも多いと思います。
子どももはじめてのことにチャレンジするわけですから、緊張しているはずです。
- 先生はちゃんと弾けなかったときに適切なフォローをしてくれているか?
- 子どもの性格によって先生が対応してくれているか?
を見てください。
はじめから楽器をうまく演奏できる子のほうが少ないはずですから、子どもの性格に寄り添ってくれる先生がよいです。
子どもが楽しそうだったり、集中できる時間が少しでもあれば特に問題はないでしょう。
先生と保護者との相性
子どもは自分の意見を先生に直接言えないので、親と先生の相性も大切です。
話していて違和感がある、子どもには厳しいのに、保護者には下手に出てくる先生など合わないポイントは人それぞれです。
- ホームページやSNSでチェックしていた場合はレッスンの雰囲気に違いはないか?
確認しておきましょう。
楽器との相性
長く続けるには楽器との相性も重要です。
例えば、管楽器でも木管楽器と金管楽器では音の出し方が違います。
木管楽器の音は簡単に出せるのに金管楽器の音は出しにくいことがあります。
その人によって、演奏しやすい楽器が違うからです。
音の出しやすさも大切ですが、先生が音を出しやすいように教えてくれていれば、その日はできなくても焦らなくて大丈夫です。
その楽器の音が好きかどうか確認しましょう。
- 音が出しやすい
- 好きな音色
- 上手に演奏したい
楽しくできることも重要です。
授業のスタンス
習う目的にもよりますが
- 楽しいのか?
- 厳しいのか?
- 礼儀作法やルールは?
どちらのレッスンも目的によってのメリットとデメリットがあります
楽しいだけでは上達しない場合がありますし、厳しいと音楽そのものが嫌になってしまいますので、先生がどのようなスタンスでレッスンするのか確認します。
教室や先生によってはじまりや終わりのあいさつやルールなども一緒に確認しましょう。
自宅練習でのフォローは?
きちんとレッスンに通っても自宅で練習しなければ上達しません。
レッスンでやった曲を宿題や課題として練習して、次のレッスンの時にどれくらいできているかを見ます。
自宅での練習は意外に大変で、親のストレスにもなりかねないので確認しておきましょう。
- 毎日練習が必要か?
- 1回の練習は何分くらい?
- 先生が直接子どもに指示を出してくれる?
- 子どもが1人で練習できる方法は?
- 親が一緒に弾いて練習する?
- 練習ができなかったときはどうするか?
- 家で弾き方がわからなくなった時のフォローは?
はじめた頃は練習を見てあげたり声をかけないといけないのですが、フルタイムで仕事をしていたり、ほかの習い事が忙しかったりと練習できないこともありますよね?
無理なく練習できて上達する方法を一緒に考えてくれる先生がよいですね。
設備
教室に入れるチャンスはレッスンの時だけなので、設備も見ておきましょう。
- 空調は適切か?
- 換気はじゅうぶんか?
- 防音の設備は?ない場合きちんと音が出せるか?
- 楽器はきちんと手入れされているか?(使用できない楽器がたくさんないか?)
- グループレッスンの場合、全員に貸し出せる楽器があるか?
きちんとレッスンできる環境であれば問題ありません。
体験レッスンが終わりました。すぐに入会を決めたいところですが、一度考えてからにしましょう。
体験レッスンを終えてからのチェックポイント1点
たくさんのポイントを見てきましたが、もうすぐゴールです。
あと1点だけ確認してください。
- 子どもにどうだったか聞いてみる
どんなに教室が気に入ったとしても、できればその場で決めずにいったん持ち帰ることをおすすめします。
教室は、あなたの希望の曜日と時間を確保してくれているかもしれないので、必ずいつまでに返事するかを決めておきましょう。
子どもにどうだったか聞いてみる
習うのが子どもの場合は、家に持ち帰ることでレッスン中に言えなかった本音が出ることがあるからです。
子どもの反応だけではなく、実際にどうだったか?聞いてみてください。
- とてもつまらなそうにしていたのは、緊張していたから
- 楽しそうにしていたけど、サッカーの方が習いたい
- ずっとおしゃべりしてたのは弾くのが嫌だった
など
子どもの本音を聞いてびっくりすることもありますが、ぜひ本音の部分も聞いてから決めてください。
まとめ
お疲れさまでした。この記事では
- 体験レッスンで重点的にみるべきポイント7点
を、体験レッスン前、体験レッスン中、体験レッスン後のシーンにわけて紹介しました。
体験レッスンをお考えの方はぜひ参考にして、ぴったりの音楽教室を選んでくださいね。
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